「人権侵害救済法案反対!全国陳情プロジェクト」は この2月一杯をもって、陳情を終了しました。


一回の国会で提出される法案は多岐に渡り、その数も膨大です。

議員さんにはそれぞれ得意分野があり、他の法案については詳しくないままに、 担当官庁の法案の概略説明だけで、簡単に賛成してしまう傾向があります。

これを止めるには、お一人お一人の議員さんに、法案の問題点を丁寧に説明して行く他なく、 一人でも多くの議員さんに、法案に問題があるという認識を持って頂くために 当プロジェクトを立ち上げました。


活動当初は法案についてまったくご存じない議員さんが多数いらっしゃいましたが、 現在「問題法案」という認識は、それなりに広がったと感じています。

既に一定の成果と言えるだけの数の陳情を終えていて、 必須と思われる方にはほぼ陳情を終了しています。

過去のペースから類推すると、全議員に陳情するとしたら後1年半かかり、 それは不可能であり、あまり意味がありません。

当初目的に一定の成果があったと判断し、陳情活動に区切りをつけることにしました。


この活動は「陳情って何?」というところから始まりました。

多くの方に、国民が陳情をすることは決しておかしな事ではないと 知って頂く為にもやって来ました。

こちらについても多くの方に ご理解頂くきっかけにはなったかと思います。


議員会館へのローラーをかけるような陳情は、 どうしても既成の大規模団体に埋もれてしまう事、

平日に議員会館へ出向ける方は限られている事、

政治活動団体ではなく、ひとりひとりの有権者として訴えるのには、 それぞれの地元選挙区での陳情がふさわしいと思われる事などから、 私たちは各地元で、全国的に陳情をして来ました。

陳情回数 約250回
陳情対象議員数 約230人
陳情参加者 のべ約900人

多くの方に支えられてプロジェクトは進みました。


陳情リーダーをして下さったみなさん、 各地で陳情に参加された方、ブログや日記で拡散して下さった方、 メールやメッセージ、あるいはコメントでエールを下さった皆様、 すべての方に感謝します。

ご多忙の中、対応頂いたすべての議員事務所の皆様にも合わせて御礼申し上げます。

ありがとうございました。


陳情プロジェクトスタッフ一同



今後について

陳情プロジェクトは解散せず、次のステップに進みます。

3/10日に、宝島社から出版される“人権侵害救済法”で人権がなくなる日 (宝島社新書) の中で、当プロジェクトスタッフも座談会をやっています。


また、同書には当プロジェクトの陳情書が掲載されます。

まだ、この法案をご存じない国民のみなさんに 広く周知するには、書籍は大きな力があると思っています。

同書の宣伝に力を入れたいと思っていますので、ご協力頂ければ幸いです。


また、陳情結果報告動画も最後まで作成します。

ぜひご参照下さい。